Zettelkasten

概要

  • 1つのアイデアを書いたカードをつなげてアイデアを作り出していくノート術

背景

  • ドイツの社会学者ニクラス・ルーマンが編み出した手法
  • 「Zettel」はメモ、「kasten」は箱という意味
  • メモと箱を使って管理したことから来ている

ルール

  • 1つのカードには1つのアイデアだけを書く
  • カード1枚で内容を完結させる
  • 各カードは他のカードとリンクさせる
  • カードをなぜつなげたか説明を追加しておく
  • 自分の言葉でカードを書く
  • 参考文献を残しておく
  • 自分の考えを加える
  • 構造を気にしない
  • 接続カードを追加する
  • アウトラインカードを追加する
  • カードを削除しない
  • 恐れずにカードを追加する

手順

  • カードに知識やアイデアを書き留め、順番に番号を振る
  • 間に追加でカードを入れたくなったら、階層をつけた番号を振る
    • 5 と 6 の間なら、5/1, 5/2, 5/3 といった具合
  • カード間にリンクを貼って、リンク先をカードに書き込む
  • カードにタグをつけて、タグ一覧とタグをつけたカード一覧をメモする

ノートの種類

  • 以下の4つはTypes of Notes – PKM Zettelkastenに載っているもの
      1. Fleeting notes(一時的なノート)
      2. 考えたり読んだりするときに一時的に作るノート
      3. 1日の終わりに永久保存版ノートに移したり、アーカイブしたりする
      1. Literature notes(文献ノート)
      2. 特定の本やサイト、論文に対して作るノート
      3. 自分の興味に関連する部分を厳選して、自分の言葉で書く
      1. Permanent notes(永久保存版ノート)
      2. 1ノート1アイデアの原則にのっとった、永久保存版のノート
      3. 過去のノートを見ながら考えを膨らませる
      1. Index or Structure notes(インデックス・構造ノート)
      2. 永久保存版ノートをまとめた索引のようなもの
      3. トピックごとにまとめる

関連サイト

ツール

個人的には