📺映像の世紀-マッカーサー

  • 1945/8/14
    • 日本が降伏したことがアメリカで報道される
  • アメリカ軍
    • 船で横須賀からアメリカ軍が上陸
    • 飛行機で厚木飛行場からアメリカ軍が上陸
    • マッカーサーはフィリピンから直接日本にきた
    • 横浜に移動する途中、日本兵は背を向けた
    • 天皇への敬意の表し方と同じ方法でマッカーサーを迎えた
    • 背を向けて守ることを意味する
  • 調印
    • 1945/9/2
    • 東京湾上のミズーリ号で日本は降伏文書に調印
    • マッカーサーはペリーが日本に持って行った星条旗を船の上に飾った
    • 再びの開国を演出するため、博物館から取り寄せた
    • 調印により戦争は正式に終了、GHQの占領が始まる
  • 占領開始
    • GHQは非武装化を進める
    • 陸海軍は解体
    • 戦犯の逮捕も行う
    • 東条はアメリカ兵が逮捕しに来たとき、ピストルで自分の胸を撃った
    • しかし、命は取り留めた
  • 天皇制
    • GHQは皇居前の第一生命館を接収し、本部を置く
    • 1945/9/22に占領の基本方針を発表
    • 天皇制は維持することにした
    • 3年前から、アメリカは日本の統治方法について検討していた
  • 統治方法の案
    • 天皇制を維持して間接統治する案があった
    • 天皇制を廃止して連合国が直接統治する案もあった
    • アメリカ軍の中には、日本を分割して勝利国がそれぞれ統治する案もあった
    • 結局、天皇制を維持する案が採用
    • 占領統治がスムーズにいくと考えた
    • 金と時間の節約にもなる
  • 昭和天皇とマッカーサーとの会談
    • 昭和天皇がマッカーサーのもとに行く
    • 記念撮影、3回目で成功
    • 会談の内容は、今も非公開
    • しかし、マッカーサーの回顧録がある
    • 天皇が裁判したくないなどと言ってこないか懸念していたが
    • 実際には、自分が責任を負うと言っていた
    • マッカーサーは天皇を裁くことはせず、占領政策にますます利用するようにした
  • 五大改革
    • アメリカはさまざまな改革を実施
    • 女性参政権
    • 労働組合の奨励
    • 教育の民主化
      • 今までの教科書に墨を塗る
    • 圧制的諸制度の撤廃
      • 政治犯や思想犯の開放なども
    • 財閥解体
    • この5つをまとめて五大改革という
  • 人間宣言
    • 1946年元日
    • 昭和天皇が人間宣言
      • 神であることを否定
    • マッカーサーの依頼によるものと考えられている
    • アメリカを含め、多くの国で天皇を裁くべきだという声が上がる
    • これに対処するための一つとして、人間宣言を行わせたと考えられている
    • GHQの高官への接待なども行っていた
  • 地方巡幸
    • 天皇が地方巡幸
    • 復興のかなめとなる農村や工場などを中心
    • その内容が海外でも報じられる
    • 1946年夏、天皇を裁判にかけないことが決定した、とアメリカの新聞が報道
  • 日本国憲法
    • 1946年11月3日、日本国憲法公布
    • 日本国憲法は日本政府が作ることになっていた
    • 試案を毎日新聞がスクープ
    • 中身が保守的
    • 日本に作らせていると民主化ができない
    • GHQは日本政府に憲法を作る能力がないと判断
    • マッカーサーはGHQ民政局に憲法を作らせることにした
    • マッカーサーは基本原則を作っていた
    • 天皇や戦争放棄など
    • これをもとに作らせた
    • マッカーサーは日本国憲法の先進性を誇らしく語った
  • 農地改革
    • 自分の農地を持つものが増えた
    • 各地からお礼
  • 大統領選
    • マッカーサーは日本での成功から、大統領選に出る野望を抱く
    • 共和党右派に担がれる
    • アメリカだけでなく日本でもマッカーサーを支援する声が上がる
    • しかし、予備選挙で惨敗
    • 全体で1000票以上あるのに、マッカーサーは11票
    • 10年以上アメリカにいなかったので、時代についていけないと判断された
  • 占領政策の見直し
    • 昭和24年、中華人民共和国が誕生
    • 共産主義を恐れるアメリカ
    • 占領政策を見直そうとする
    • 反共産を中心に掲げようとする
    • 全体主義に陥ることはない、とマッカーサーは反対
  • 逆コース
    • 公務員のスト禁止を決定
    • 民主化と逆行する決定をする
    • 共産党幹部の追放も行う
  • 朝鮮戦争
    • 朝鮮戦争が勃発
    • マッカーサーは北朝鮮軍と戦う国連軍の司令官に任命される
    • 日本にいたアメリカ兵が朝鮮へ
    • 留守の間に日本を守るために、警察予備隊の仕組みを作る
      • のちの自衛隊
    • 非武装化に反する決定
  • トルーマン大統領
    • トルーマン大統領はマッカーサーをすべての役職から解任
    • マッカーサーは朝鮮戦争の膠着状態打開のために原爆使用を求め、中国やロシアで使おうとした
    • トルーマンは第3次世界大戦を回避するために反対
    • まだ朝鮮戦争の途中
    • マッカーサーは帰国
    • 帰国の翌年、日本は独立回復
  • 死去
    • 1964年4月5日、マッカーサー死去
    • この年日本ではオリンピック開催
    • 吉田茂は戦後の日本を見てもらうために招待しようとしていた
  • 退任演説
    • 1951年、マッカーサー退任演説
    • 老兵は死なず ただ消え去るのみ
      • 有名な演説